離婚原因で、裁判で認められやすい理由とは

離婚原因で、裁判で認められやすい理由とは
既婚者であれば、一度は「離婚」というキーワードが頭をよぎったことがある方も少なくないですよね。離婚の原因はさまざまですが、いまの日本では2分に1組の夫婦が離婚していると言われているほど、離婚が珍しくない世の中になってきたといえます。

とはいえ、離婚手続きで揉めているといった話を一度は耳にしたことがあるように、離婚はその原因によって裁判で認められやすいかどうかが異なってきます。では、世の中で離婚することができた夫婦はどのような理由で離婚に至ったのでしょうか。また、どんな離婚原因があればスムーズに離婚できるのでしょうか。

そこで今回は、裁判で離婚原因として認められやすい4つのケースについてお伝えします。

 

離婚原因で、
裁判で認められやすい理由とは

 

相手が結婚の義務を怠ったとき

民法760条において、「夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する」と定められています。

つまり、配偶者の義務とは、同居・協力・扶助のもと婚姻による費用の分担をする義務があると解釈できますよね。そのため、相手が生活費を入れてくれないといったケースは、離婚原因として認められやすいといえるでしょう。

また、ほかにも愛人宅に泊まり込んで帰ってこない、健康で働けるのに働いてくれない、専業主婦が正当な理由もなく家事を一切やらないといったケースも配偶者としての義務を放棄しているとみなされることから、離婚原因として挙げることができます。

 

相手に不貞行為があったとき

離婚原因の一つとして、相手の不定行為もよくある事例といえるでしょう。不貞行為とは浮気や不倫のことをさしますが、どこから浮気、不倫となるのかよくテレビでも取りざたされていますよね。

離婚事案として認められる場合は、肉体関係があるかどうかが重要となります。逆に言えば、肉体関係まで至らない浮気は不貞行為とみなされないため、離婚原因として認められません。

ですが、キスなどの行為だけでは不貞行為とならないものの、それらの行為がきっかけとなって夫婦関係が極度に悪化し、婚姻を継続しがたい重大な事由として認められた場合は、離婚が成立する場合があるといえるでしょう。

また、一度や二度の不貞行為で離婚として認めるのは時期尚早だという裁判所の見方もあり、不貞行為を離婚原因として離婚する場合には複数回繰り返し行われたかどうかも判断材料となります。

 

相手が精神病にかかっているとき

相手が重度の精神病を患い、回復の見込みがないと判断された場合も離婚原因として認められることがあります。しかし、精神病を理由として離婚を申し出るためには、いくつかの条件を満たす必要があるため注意が必要でしょう。

専門の医師による診断結果はもちろん、それまで相手のことを誠心誠意看病してきたか、離婚後に精神病を患う相手の生活費は工面できるのか、そのまま婚姻関係を継続することが本当に難しいのかといったことを総合的に裁判官が判断し、最終的に離婚として認められるかどうか決まりますので、そのための証拠をきちんと残しておく必要があります。

 

相手が暴力をふるってくるとき

DVといった言葉が広く知られるようになり、暴力は離婚原因でも常に上位にランクインする問題のひとつです。法廷離婚原因には含まれていないものの、法廷離婚原因の「その他婚姻を継続し難い重大な理由」に当てはまるものとして、扱われています。

暴力を理由に離婚する際は、傷に関する診断書や傷の写真が裁判の際に重要な証拠となりますので、必ず残しておくようにしましょう。また、DVには肉体的なものだけでなく、心理的な暴力や性的暴力も含みます。

暴力が怖くてなかなか離婚に踏み出せないといった方もいるかもしれませんが、命に危険が及ぶ可能性も否定できませんので周囲に相談するなどして相手から離れることを第一に考えましょう。

 

今回は離婚原因として裁判で認められやすいケースを4つお伝えしました。いかがでしたでしょうか。一度は永遠の愛を誓ったとはいえ、時がたつにつれ愛情が失われてしまうこともあるでしょうし、不貞行為やDVといった婚姻関係を継続することが困難な場合もあります。

双方の合意の上で離婚に至った場合は裁判にまでもつれることはありませんが、一方が離婚に反対して離婚の合意が成立しなかった場合には裁判を起こさなくてはなりません。

裁判で離婚を認めてもらうためには記事でも紹介したように、証拠の有無が重要になってきますので、手元に置いておくのも嫌かもしれませんが、きちんと管理しておく必要があります。いずれのケースも、裁判で提示するための証拠をきちんと残しておくように心がけましょう。離婚原因を改めて見つめなおした上で、裁判を有利に進めてくださいね。

まとめ

離婚原因で、裁判で認められやすい理由とは

・相手が結婚の義務を放棄したとき
・相手に不貞行為(浮気・不倫)があったとき
・相手が重度の精神病を患っているとき
・相手が暴力をふるってくるとき



連記事

コメントをお書きください

kapli.kiev.ua

https://monaliza.kiev.ua

www.renesans-centr.kiev.ua